アスペルガー症候群の人の興味対象

アスペルガー症候群の人は異性に興味がある？

アスペルガー症候群の人の中には、異性に興味がある人もいれば全く興味がない人もいます。信頼できる人や単純に好きになることもありますが、異性や同性というような性別に関係なく「自分の特別な存在」として好きになることがあります。

もちろん、異性に対して偏見を持っていなければ恋愛もするでしょうし、仕事のパートナーに相応しい人を見つけることができるかもしれません。アスペルガー症候群の人は、なかなか人との距離を上手くとることができないことが問題であり、仕事のパートナーとして好きなのか、恋愛対象として好きなのか本人自身もわからなくなってしまうこともあります。

好きな人や恋愛対象になる人は一般の人であればある程度の範囲があると思いますが、アスペルガー症候群の人の中には、特定の人を一人だけを決めることができない人もいます。

パートナーが不快に思ったり、自分のお気に入りの人ができたら自分から離れて行ってしまうことで恋人同士うまくいかないことも多々あります。

他人に興味を持たないアスペルガー症候群

アスペルガー症候群の人の中には、自分の興味以外にまったく反応を示さない人もいます。

幼い子供でもわかりやすいのが、お母さんが遠くに行っても後追いをしないことや幼児期に楽しそうに遊んでいるお友達がいても興味を示さない子供もいます。

また、大人なっても興味の対象が偏ってしまい、目の前のこと以外に関心を寄せない人も少なくありません。普段、何気ないことであれば、興味の対象なんてどれほど問題視されることはありませんが、周囲の人に興味や関心がないことで他人への気配りができない、自分本位の行動で迷惑になってしまうこともあり得ます。

自由な時間や自由な空間であれば、自分の興味や関心がどこに向いていても構わないのですが、集団の中や公共の場所ではどんなに周りが見えなくても周囲への配慮を忘れてはなりません。興味の有無にかかわらず、年齢を重ねるとともにできる限り身に着けていく必要があります。

アスペルガー症候群の人の興味対象