アスペルガー症候群の発作

アスペルガー症候群の発作

アスペルガー症候群の発作

アスペルガー症候群は発作が起きる?

アスペルガー症候群の人の中には他に持病を持っている人もいますが、そうではない人もいます。そのような人でも、その場の状況にとてつもなく大きなストレスを感じたとき、パニックに陥ってしまうことがあります。

 

パニック発作は、これまでに経験したことのない状況になった場合や初めて行く場所では、なかなか適応することができません。

 

また、初めて会う人や信頼関係ができていない人との関わりの中で、やりたいことや自分の意見が尊重されなかった場合などで歯がゆくて感情のコントロールができなくなってしまいます。そのような時にパニック発作が起きてしまい、自分ではどうすることもできなくなってしまいます。

 

万が一パニック発作になってしまったら?

もしも、身近なアスペルガー症候群の人がパニック発作になってしまったら、自分自身もパニックになってしまいそうですよね。そんな時は、周囲の人が冷静であることが大切です。

 

自分自身がパニックにならないように、まずは深呼吸し周囲の状況を確認します。奇声を発したり暴れたり、座り込んで泣きじゃくったりさまざまな人がいますが、まずは周囲の人の迷惑にならない場所に移動します。

 

それから、相手の思いを引き出せるような声掛けが必要です。「辛かったよね」「もう大丈夫よ」「安心して良いよ」など、パニックになってしまったことを責めることなく、つらかった経験を労うことが大切です。

 

てんかん発作などの意識消失

アスペルガー症候群の人の中にはてんかん発作を持っている人も少なくありません。てんかん発作にもけいれんの種類がありますが、最近の対処方法では仰向けに寝せて顔を横に向けることが主流となってきました。

 

少し前までは、口にタオルを挟むなどの処置もありましたが、現在では口腔内を傷つけるリスクは少ないということがわかっており、窒息のリスクが高まる異物は口腔内に入れない方が良いと言われています。また、10分以内にけいれんがおさまらない場合には救急搬送が必要です。

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