アスペルガー症候群の人はしつこいのか
アスペルガー症候群の人のしつこさ
アスペルガー症候群の人の特徴の中に、こだわりの強さがあげられます。人には無関心ですが、自分の興味や関心があることや好きなことには時を忘れるほど没頭する傾向があります。執着心が強いので他人からは変わった印象を受けることも少なくいはずです。しかし、アスペルガー症候群の人のしつこさはこの執着心の強いことと周囲の状況を把握できないことが原因であると言えます。
アスペルガー症候群の人はどのようにしつこいのか
アスペルガー症候群の人がどのような場面でしつこいのか紹介したいと思います。
1 自分の趣味や好きなことについては長々と話す。
周囲がどのような状況にあっても自分の話したいことはひたすら話、相手の意見を受け入れないことでトラブルが生じるケースも少なくありません。例えば、大人であれば勤務中に仕事はそっちのけで長時間に渡り話続けます。話を切り上げて欲しくても、遠回しな表現では伝わらないので丁寧にはっきりと断ることが必要です。
2 特定の事柄に関しては譲ることができない
例えば、自由に使っても良い靴箱があっても、決まったところを使わないと気がすみません。そのため、人に自分に譲るように催促することや、勝手に自分の靴と置きかえる等とうことがあります。また、場所や物にも執着するので決まったもの以外は受け付けないので他者に不快な思いをさせてしまうことがあります。
アスペルガー症候群の人は融通が利かないことで生きづらい
アスペルガー症候群の人は融通が利かない点で人とぶつかってしまいます。譲らないのではなくて譲れないのがこの障害の辛さです。その人の持つ性格がこのようにさせているのではなく、アスペルガー症候群という障害がそのような性格を持つのです。
自分がどうして譲らないといけないのか、なぜ譲れないのか。当たり前のことかもしれませんが、この障害を持つ人にとっては難しいことなのです。
スポンサーリンク