アスペルガー症候群の人の笑顔

アスペルガー症候群の人の笑顔

アスペルガー症候群の人の笑顔

アスペルガー症候群の人は笑顔を作れない

アスペルガー症候群の人と接しているといつも表情が変わらず無表情で笑顔がないように感じる人もいるかもしれません。普通の人だったら、久しぶりに会った友だちに声をかける時や、大好きな人に出会った時など自然と笑顔を作って挨拶をするはずです。

 

しかし、アスペルガー症候群の人の多くは、いつもと変わらない表情で、久しぶりに会った人に話す言葉ではないような言葉を発することもあります。例えば、「○○さん、久しぶり!」と声をかけられても、「うん。ご飯食べたよ」なんていうこともあります。アスペルガー症候群の人の笑顔がない理由は自分の置かれている状況の把握をすることが苦手であるためです。

 

他にも、アスペルガー症候群の人にいつも笑顔がない理由として、信頼関係の問題もあります。本当に心から信用している人にしか笑顔を見せることができなかったり、初めて会う人には笑顔どころか挨拶もできない人もいます。

 

誤解して欲しくないことは、笑えない障害であるわけではないということです。本当に、面白い事があったり、心から信頼できる人と素敵なことを共有できた時には、心から笑顔になることができます。

 

緊迫した状況で笑顔になっていることも

上記のように、アスペルガー症候群の人は本気で自分が楽しいと思うことでしか笑顔を見せない人もいますが、反対に状況の把握ができないために緊迫した状況で笑ってしまう人も少なくありません。

 

例えば、学校で先生に怒られているのに周囲の人が目についてしまい笑ってしまたり、先生の話が全く頭に入っておらず、好きなことを想像して笑顔になってしまうことだってあります。

 

また、人の目を見ると思わず笑顔になってしまう人もおり、怒られているのに笑顔になるため相手に不快な思いをさせてしまうことも少なくありません。

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