アスペルガー症候群の人の言い訳
稚拙な言い訳のアスペルガー症候群の人
アスペルガー症候群の人は、絶対に怠ってはいけない場面や遅刻してはいけない日に限ってミスをしてしまうことがあります。そんな時、多くの人は誠意を持って謝罪し、遅刻した理由やミスをした経緯などについてしっかり話と思います。
または、どうしても人に言えない理由があった場合には無難な言い訳をするはずです。
しかし、多くのアスペルガー症候群の人に関してはそういうわけにはいきません。きっと、段取りができない障害であり、経緯を上手く伝えることができないため、言い訳もせずに黙り込んでしまう人もいるでしょう。
また、大の大人なのに幼児のように稚拙な言い訳しかできない人もいるでしょう。例えば、仕事の大切な打ち合わせに遅刻した場合に、「雨が降っていたので、出られませんでした」と言い訳されると誰もが呆れてしまいます。
雨が降っていても、傘があれば外に出られるし、大切な打ち合わせにはタクシーを使えば間に合うなんてこともあります。そんな場面で幼稚な言い訳をされると職場で差別的な対応を受けてしまうことや、解雇されてしまうこともあります。
アスペルガー症候群の人は仕事ができても嫌われる
アスペルガー症候群の人でも、仕事はバリバリできてしまう人がいます。しかし、上記のように言い訳が下手くそなだけではなく、人が聞きたいことや知りたいこと、求めている言葉を選ぶことができない人がほとんどです。仕事はできるのに職場で孤立してしまうことは本人にとっても、生きづらさを感じる場面だと思います。
アスペルガー症候群という診断を受けており、会社に申告した上で雇用されている方は、比較的働きやすいのかもしれませんが、職場に隠している人や診断を受けていない人にとっては苦痛以外の何でもないでしょう。
しかし、これらの生きづらさは障害によって生じるものですが、当事者の人格そのものが否定されてしまうことが多く、障害を抱える人やその家族は納得できないはずです。
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