アスペルガー症候群の人は頑固なのか

アスペルガー症候群の人は頑固なのか

アスペルガー症候群の人は頑固なのか

頑固な性格のアスペルガー症候群

アスペルガー症候群の人の特徴の中に、「こだわりの強さ」があります。こだわりが強いことで、特定の事柄については頑固で融通の利かない難しい人だという印象を与えてしまいます。ただの頑固な人だと良いのですが、アスペルガー障害の人のこだわりは簡単には解決することができないのです。

 

頑固者で難しいと言われるアスペルガー症候群

ただの頑固な人の場合でも生活の中で必要な情報を適宜取り入れて臨機応変に対応していると思います。しかし、アスペルガー症候群の人は、「臨機応変」、「いつもと違う」ことに対応することが苦手なため、時には大損をしてしまうこともあります。

 

例えば、「急がば回れ」という言葉を尊重しているアスペルガー症候群の人がいるとします。工事をしていたり、事故が起こっているから通らない方が良いという情報を耳にしていても、あえてその道を通るのです。遅刻をすることよりも、自分の思い通りに物事を進めることが、彼らにとっては最も心地よい選択肢なのです。

 

アスペルガー症候群の人は基本的に自分の尊重しているものをどんな場面でも貫き、融通が利かないこともあります。

 

チームワークに欠ける頑固さ

アスペルガー症候群の人と何らかのグループで一緒になった場合、チームワークを取り連携を図ることがとても難しいと言われています。こだわりが強く頑固なため、チームのルールや作戦に不満があれば自分勝手に動いてしまうことも少なくありません。チームの人と当事者お互いが関わらないようにすることが増え、孤立してしまうという事例も多くみられます。

 

アスペルガー症候群が目に見えない障害であることから、集団の中での生きづらさが生じてしまいます。クラスや部活、会社などでさまざまな面で周囲の配慮がないと役割を果たすことが困難になってしまいます。

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