アスペルガー症候群と被害妄想

アスペルガー症候群と被害妄想

アスペルガー症候群と被害妄想

アスペルガー症候群の被害妄想

アスペルガー症候群の人の中には、被害妄想が著しい人もいます。被害妄想とはどのようなものか、「他人が自分に対して危害を加えた」と妄想する状態です。

 

例えば、自分の決まった場所にしか座らない、公共の場所でも自分の場所を作ってしまうなどがあり、他人が座ると「場所を横取りされた」と解釈してしまうこともあります。そのような場合に、妄想状態になってしまい、被害妄想が出現してしまうことがあります。

 

被害妄想の中には「相手に暴言を吐かれた」「叩かれた」「強引に席をとられた」など、他にも様々なものがあり、実際に起こった出来事よりも大げさに捉えられてしまいます。

 

被害妄想は嘘?

被害妄想が著しくなった場合、他人には「嘘をついている」と誤解されてしまうことも少なくありません。被害妄想は嘘だと思われがちですが、意識しているわけではなく、無意識のうちに自分の記憶の中に刷り込まれてしまうのです。

 

被害妄想があることで、相手の方を不快な思いにさせることもあるかもしれません。被害妄想が出現した場合には、アスペルガー症候群のみならず、他の障害の併発が疑われることもあります。

 

アスペルガー症候群と統合失調症

アスペルガー症候群の患者さんの中には大人になって、統合失調症という精神疾患を併発する場合があります。幼い頃には、併発することはないのですが、18歳頃から発症のリスクが上がり、幻聴や幻覚などの症状とともに妄想状態が出現する病気です。

 

統合失調症の原因もはっきりとはわかっていない病気ですが、遺伝子や生活環境などさまざまな要因が重なりあって発症するものだと考えられています。

 

しかし、統合失調症は、アスペルガー症候群の人だけに関わらず普通の大人の人も発症する可能性がある障害であり、早急の対応が求められます。幻覚や幻聴、妄想状態が継続する場合には、迷わず医師の診断を受けることをおすすめします。

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