高校生のアスペルガー症候群の特徴

高校生のアスペルガー症候群の特徴

高校生のアスペルガー症候群の特徴

アスペルガー症候群でも他の高校生と同じ時期

幼いころからアスペルガー症候群と診断されている人も、年齢を重ねるにつれて一歩ずつ大人に近づいていきます。高校生は大人でもなく子供でもなく…少し難しい年齢でもあります。自分自身の将来について考えることもあるでしょう。

 

進学と就職に分かれる岐路でもあり、自分がどの道を選ぶのか家族と話し合って決めていかなければなりません。これまでとは違う、人生を決める時にたくさんの試練があり、この障害を抱える人にとっても苦労することが多い時期です。

 

周囲の友人と自分

アスペルガー症候群であっても、知的障害がなくある程度集団生活に馴染むことができる人であれば、普通のクラスで友人たちと同じ空間で高校生活を送ることができます。しかし、同じ空間で生活していても、目指している方向はみんなそれぞれ違います。

 

特に、高校3年生になるとお受験を控えている人たちはピリピリしていたり、一人の時間を求めたりと集団の中でも個人の空間を大切にする傾向があります。

 

そんな空間の中で、普通の人なら静かにしたり、人の邪魔にならないような行動をとるのですが、アスペルガー症候群の人はなかなか空気を読むことができないことでトラブルになってしまうこともあります。空気を読むことができず、自分中心になってしまうこともアスペルガー症候群の特徴です。

 

アスペルガー症候群と恋愛

高校生になると学校や部活、アルバイト、塾などさまざまな場面でたくさんの出会いがあります。ほとんどの高校生が一度は恋愛経験をしてもおかしくありません。

 

アスペルガー症候群の人は好きな人ができてしまうと一方的にしつこく付きまとってしまったり、相手も自分のことを好きだと思い込んでしまうことがあり、相手との距離感をなかなかうまく掴むことができない人も少なくありません。気持ちを相手に伝えすぎてしまったり、逆に伝えることができなかったり、普通の人とは少し違う問題が生じてしまいます。

 

しかし、それでも恋愛ができないわけではなく、相性の良い相手、理解のある相手とは楽しい時間を過ごすことができます。

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