アスペルガー症候群の社会的な支援

アスペルガー症候群の社会的な支援

アスペルガー症候群の社会的な支援

アスペルガー症候群の人への支援

アスペルガー症候群は発達障害です。日常生活や社会生活の中で、様々な困難を抱えてしまいがちです。そのため、いろいろな形で支援がとられています。人による支援はもちろんのこと、公的な支援も準備されています。

 

公的支援は、障害年金や障害者手帳、療育手帳などがあります。

 

公的支援の特徴

まず、障害年金についてですが、障害年金は毎年継続して一定の金額を受け取ることが出来る支援です。

 

※関連ページ:アスペルガー症候群と障害年金

 

障害者手帳は自治体などによって異なりますが、障害のある方が様々なサービスを受けられたり、いろいろな支払を免除されたり低額での免除をされたり、などのサービスが受けられるものとなっています。

 

※関連ページ:アスペルガー症候群と障害者手帳

 

これらの支援については、障害とつく診断のある人全ての方が受けられる支援、というわけではありません。支給には条件を満たしていなければいけません。

 

支援を受ける条件

障害年金を受ける場合は、障害の程度が1級・2級であることや初診日が国民年金または厚生年金の被保険者であること、などいくつか満たしていないといけません。最近ニュースで、この障害年金の受け取りについて、10年以上も前から、不公平が生じている、と話題になっていましたね。

 

この満たさないといけない条件のうちの1つ、初診日の証明にかなり苦労している人が多いようです。初診日から数年後に障害となってしまう人も少なくないため、それを立証する資料が残っていないことが多いそうなのですが、公務員の場合は簡単な説明で、照明するものがなくても障害年金がおりているようです。

 

このような不公平はあってはならないですよね。

 

次に障害者手帳についてですが、こちらには種類がいくつかあります。身体障害者、療育手帳、精神障害者保険福祉手帳、などがあります。

 

こちらも、条件を満たしていないともらえないものになっていますが、それも自治体によって異なってくるようです。

 

居住場所によってもらえるもらえない、というようなことが起こったり、公務員、一般会社員によって違ってきたり、などという不公平は、今すぐ正してもらいたいものです。

 

そして、私が一番言いたいことは、アスペルガー症候群への公的支援についてです。

 

アスペルガー症候群は、これらの公的支援は、まず受けることが出来ない、と思って間違いないでしょう。

 

アスペルガー症候群は、知的障害を伴わない、自閉症ということです。知的障害がなければ、これらの公的支援を受けることは出来ません。もし、アスペルガー症候群が元で、二次障害として精神障害となってしまった場合は、支援を受けることが出来るのかもしれません。

 

ですが、アスペルガー症候群の特性がある状態だけでも、人によっては日常生活が困難な場合があったり、それによって職業を制限されてしまったり、通院が必要となったりします。アスペルガー症候群への公的支援が1つでもいいので作られるべきではないか、と私は思います。

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