アスペルガー症候群 恋愛 結婚

アスペルガー症候群と恋愛・結婚の関係

アスペルガー症候群と恋愛・結婚の関係

アスペルガー症候群と恋愛

アスペルガー症候群のことについては近年認知度が高まっていて、多数の人が詳細はわからなくても、そういう発達障害があるということは知っていると思います。子供は周囲の気付きや検診などで発見されることが多く、また、大人の場合は近年のアスペルガー症候群についての様々な情報から、もしかして自分のそうなのではないか、と感じて病院を受診し診断が下される、というケースが多くあります。

 

診断がついた多くの人は、周囲に告知ということはほとんどしません。子供の場合は学校などでの支援の問題もあるため、本人も含めて一定の人には告知していくでしょうが、大人の場合は自分で苦手なことを把握して避けていたり、得意な環境の中でしか生活しないようにも出来ているため、周囲に告知するということはほとんどないと思います。

 

そのため、恋愛している相手が、実はアスペルガー症候群だった、ということはあるのかもしれないですが、よほどのことがない限り、「ちょっと付き合いにくい人だな」とか「個性的な人だな」くらいにしか感じないと思います。

 

アスペルガー症候群と結婚

しかし、結婚となると話は変わってきます。恋愛と違って結婚は一生のお付き合いとなります。恋愛のほんの数年の場合だったら我慢出来ていたり、逆に魅力でもあった個性的な部分が、結婚という関係に変わると、生活に関わってくるため、また、お付き合いも何十年と長いものとなるため、夫婦間のケンカの原因やトラブルの元にもなってきます。

 

さらに、結婚の場合は大きな問題があります。それは、子供です。アスペルガー症候群の原因として近年言われているのが、遺伝が原因というものです。アスペルガー症候群の人が産んだ子供もアスペルガー症候群となる可能性が非常に高いと言われているので、結婚する場合は、相手に告知する必要があるのではないか、と思います。

 

ただ、アスペルガー症候群の場合は周囲の理解や環境整備によって診断のない人と何ら変わりない生活を送ることが出来るため、相手に告知をすることによって結婚が出来なくなるということはあってはならないことです。結婚の場合は相手に告知をしたいし告知もするべきと思いますが、それによって間違った認識や差別が起こらないようにしたいです。

スポンサーリンク