アスペルガー症候群とサイコパス
サイコパスって何?
サイコパスパスやサイコパス心理テストをご存知の方は多いと思いますが、そもそもサイコパスとはどのような人を言うのでしょうか。一般的なイメージは冷却人間、人を痛めつけてしまう、感情のままに動くなどのマイナスの印象が多いと思います。
サイコパスの特徴は、自分が被害者のようにみせる、自分勝手な行動が目立つ、頭にくるような出来事があると暴力的になる、責任転嫁をするなどがあります。私たちと同じ時代を生きていて同じ空気を吸っている人の中にはサイコパスの人も存在するのです。サイコパスって人間の仮面をかぶった悪魔のような存在と言う人もいるほど、独特な性質を持ちます。
アスペルガー症候群とサイコパスは別物
アスペルガー症候群の人の中には、人格障害を併発していてサイコパス型アスペルガー症候群と呼ばれている人達がいます。この人たちは、人格障害を伴った性格を持ち、普通のアスペルガー症候群の人とは違います。
サイコパス型アスペルガー症候群の人は、自分の意見を主張し続けることや自らのミスを他人のせいにすることが目立ちます。物事の良し悪しの判断がうまくできないアスペルガー症候群の人は多くみられますが、サイコパス型の人はそこで自分のミスを認めないため、その後の対応が非常に難しいといわれています。
人格障害の当事者はもちろん生き辛さを抱えているのかもしれませんが、周囲の人を精神的に追い込んでしまったり、突発的に手をあげてしまったりすることで他人を傷つけてしまうこともあります。そのため、周囲の人から怯えられ、避けられてしまうことも少なくありません。
本人のケアや治療はもちろん大切なことですが、サイコパスアスペルガー症候群の人によって傷ついてしまった人の心のケアも必要になってきます。配偶者や子供が人格障害を伴っている場合、家族は出かけるのが億劫になり、引きこもりがちになってしまうこともあり家族全体のケアが行われることもあります。
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