アスペルガー症候群の経営者

アスペルガー症候群の経営者

アスペルガー症候群の経営者

アスペルガー症候群の経営者っているの!?

アスペルガー症候群の人が就職や社会生活を営むことで苦労される人が多いことは有名な話です。しかし、そんなアスペルガー症候群の人が経営者として会社を経営している例もあるのです。

 

自閉症スペクトラムと呼ばれる、発達障害の中でもアスペルガー障害は知的障害を伴わないので、勉強は人と同じようにあるいは人以上にできる人も少なくなく、人間関係や社会性を除いては普通の人と変わりません。

 

会社を経営するアズ直子さん

アスペルガー障害ですが、会社を経営する女性です。アズ直子さんは、幼少期から学童期にかけては人間関係がうまくいかなかったことなどで悩むこともありましたが、現在では子育てをする母親であり、妻であり、そして会社を経営する社長でもあります。

 

最初の頃は、相手とのやりとりやメールなどに悩みこともあったそうですが、自らSNSで情報発信したり、やりとりを繰り返すことで、近年はだいぶ慣れてきたと言います。自分自身のアスペルガー症候群であることを公にし、多くの情報を発信し、ハンデキャップを強みに変えて生きています。

 

このように、ハンデキャップを抱えながらも明るい生活を築いている人がいると、同じ障害を抱えている人の励みになるのではないかと思います。

 

会社を経営するって容易なことではない

障害を抱えていなくても、会社を経営することは決して容易なことではありません。金銭管理、取引先との連絡、重要事項の決定など本当にアスペルガー症候群の人ができるのでしょうか?

 

さまざまな場面において、的確な判断ができるかというと厳しいものがあるかと思いますが、周囲のサポート体制があれば乗り越えられるかもしれません。金銭管理が苦手な方であれば、金銭管理を委託することや家族の協力を得るなど、周囲のサポート体制が充実していれば、自分の得意分野を生かして起業することで生きがいに繋がるのではないかと思います。

スポンサーリンク