受動型アスペルガー症候群の恋愛

受動型アスペルガー症候群の恋愛

受動型アスペルガー症候群の恋愛

流されやすい受動型の恋愛には危険が伴います。特に女性でありがちなのが、男性の話の聞き役をしていて相手に誤解され、そのままホテルに連れ込まれるパターンです。男性は彼女ペースにはまりやすいので、詐欺でなければ問題は少ないようです。

 

相手に流されてつきあっている受動型も、恋人がいるのは楽しいようです。距離の取り方が分からないので、べたべたと濃い付き合いをしているかと思えば淡白な時もあり、相手を戸惑わせてしまいます。

 

コミュニケーションの問題

コミュニケーションに受け身なので、自分の気持ちを伝えるのが難しいです。自分に恋愛感情があるかどうかもよく分かっていなかったりします。女性であれば男性の気持ちに流されますし、男性であれば女性の勢いで結婚式まで流されています。

 

ただ、定型の相手は受動型の恋人が気持ちを伝えてくれないので、自分が愛されているのか不安になります。愛されている自信がないから、受動型が恋愛関係に疲れて別れたくなった時は、あっさり別れてくれるケースもあります。

 

ファッションの問題

判断が出来ない受動型は、服装がダサくなりがちです。

 

アスペルガー症候群は、触覚過敏のため服の生地の感触やデザインなどの着心地の制限があり、服の選択肢も少ないのです。少ない中から服を選び、デザインも漫画や見慣れたデザインを選ぶので、幼稚であったり大人すぎたり、オタク系になってしまったりと、同年代のファッションが難しい傾向があります。

 

不器用で肌や髪の手入れが出来ていない。女性は化粧が下手とか化粧品の感触が気持ち悪いからすっぴん派だという人もいます。お洒落が苦手な人が多いです。

 

デートを分かっていない

カップルで一緒に出掛けても、マイペースで過ごしがちです。相手の言動よりもデート先の景色や物に惹かれてしまって、相手をほったらかしにしてしまう傾向があります。相手はデート先の体験を共有し共感するために一緒に出掛けています。無理に気を使う必要はないけれども相手をしてあげてください。気を遣いすぎて、共感しているふりをし過ぎるのも疲れますけどね。

 

恋愛の選択肢

年頃になると恋愛はあるものです。恋愛はするものだと思われていますが、してもしなくてもいいです。やってみて向いていないと思ったらそこでやめてもいいし、続けても次を探してもいいのです。受動型は流されやすくて、自分の気持ちを言葉にするのが苦手ですから、自分の気持ちの正直になって、恋愛を自由に楽しみましょう。

 

※関連カテゴリー:アスペルガー症候群の恋愛・結婚

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